月組公演『雨に唄えば』制作発表会

昨日(3/19)月組公演『雨に唄えば』の制作発表会がありました。
たまきち(珠城りょう)とみやさん(美弥るりか)が1曲ずつ、2人で1曲歌唱披露されました。
この様子は多数メディアで取り上げられ、明日のタカラヅカニュースで放送されます。

natalie.mu

↑一番詳しく丁寧な記事なので貼っておきます。写真もいっぱいで嬉しい(⌒∇⌒)

 

たまきち&みやコンビの相性

まだ映像は見ていない状態、それでも「すごく馴染んだいいコンビ」の空気が出ていると思います。
この『雨に唄えば』の制作発表会の2人の写真。

正直、こんな素敵なコンビになると思いませんでした。
たまきちがトップでみやさんが二番手が決定になったとき、
「え、逆でしょ?!?」
と思った一人です。
もっと言うとAfOくらいまでそう思ってました。まあ思ったところで現実が変わる訳ではないのですが。

 

美弥るりかにトップになって欲しかった

と思っている人は結構いると思います。
学年から順にいったら美弥→珠城の方が上級生順で組内の摩擦もなく、たまきちも2番手としての経験を積んでからトップへ、といった道筋をたどって欲しかったし、たぶん多くの人が安心できる配置だったと思います。

しかしそれをしなかった。
のは理由があるからです。大人な理由は知りませんし知らなくて結構ですが、「たまちゃぴ」コンビの安定感、これが大きいのではないでしょうか。
もし「みやちゃぴ」だったらバランスが悪く、お互いの良さを引き出せないのかと思います。
そしてもし劇団の引き留めもむなしくちゃぴがまさきさんと同時に退団されていたら、みやさんをトップに新しい布陣という展開もあったのかもしれませんけど。
どちらもIFのお話です。



トップ・2番手のパワーバランス

学年も人気も実力もあってもトップはそのときのタイミングもあります。
そしてみやさんは2~3番手の役が似合う人、これは貴重です。
実際に2番手はトップより美味しい役もあります。

またトップコンビの恋愛中心かトップ・2番手コンビのライバル関係・友人関係のどちらに重きをおくかはそのときの組によっても変わります。「ちえねね」「ちぎみゆ」のようなトップコンビが人気・実力があるときは前者、トップと2番手が人気・実力があって若手のトップ娘役のときは後者が多くなる印象です。

それでいくと現在の月組はトップ・トップ娘役・2番手ともに同じ位のバランスが置かれています。
なかなか珍しいパターンです。
トップ偏重ではなく3者が同じように光を放っているからこそ『グランドホテル』のような群像劇が出来たとも言えます。
『AfO』ではダルタニアンのたまきちと男装のヒロインちゃぴ、三銃士のうち一人アラミスのみやさんと三者三様にそれぞれの良さを思いっきり活かした配役でした。(小池先生ありがとう!)

全ツ・バウなどの別箱のときも全ツの演目『鳳凰伝』と知って、鳳凰伝の2番手の役は絶対みやさんではない!でもバウでもない、もしやと思ったらやはり美弥さんはDSでしたね。
(※鳳凰伝は和央ようか・花總まりコンビのようなトップコンビありきの作品)

 

比重の大きい美弥の2番手

月組での2番手の扱いは、他の組とは全く違います。
1作目『グランドホテル』はWトップなのかと思うほどの配置で、宝塚への憧れの原点でもあった涼風真世さんのエピソードなど「ストーリー性」においても完全に美弥るりかの圧勝だったようにすら感じました。
オリジナル作品AfOを経て、別箱公演を経てお互いの良さが光る、トップ・2番手・トップ娘役それぞれが際立つようになりました。

昔はWトップもありましたが、現在は完全なスターシステムです。
龍・明日海のときもW主演でしたが、形はあくまでトップと二番手でした(かなり苦しいし、どちらのファンもストレスだからWにすればと思いました)。

今の月組はそういった過去を経たからか、いいバランスになってきています。
あくまでトップと2番手ではありますが、比重は同じかややトップかなってくらいの上手いバランスです。先にも書きましたが、1作目はWトップかと思うくらいのバランスで、すると上級生のみやさんが実力的に良く見えてしまいがちでした。
(グランドホテルは舞台装置を殆ど使わずに見せ場が少なく、ビッグタイトルという以外にトップお披露目要素がなくて切なかったです)

現在3作目『カンパニー』を経て、コンビとしての2人のバランスが良くなってきていると感じているところに、この『雨に唄えば』制作発表会の2人の写真。
お互いの違う個性や魅力を発揮しあえるいい関係が築けているように見えます。

グランドホテルでは「なぜこの二人が気が合う?」という世界の違う二人で始まり、AfOは同僚でありタイプの違う兄弟のような関係、カンパニーはスターとスタッフの関係ながら劇団を盛り立てていく仲間、と役を増すごとに信頼関係が深まっていっているようにさえ思えます。

美弥るりかさんは現在の人気・実力ともにトップになってもおかしくない人材ですが、あえてトップにならずとも現在のポジションはかなり特別です。
学年下のトップのもとで一見辛く見えますが、彼女の得意分野を伸ばしつつ、個性を活かし、かつサラっとトップになっていたら磨けなかったものをさらに磨きをかけれる環境であるように見えます。
美弥るりかの活かしどころは、現在の2番手だけにとどまらず、苦境に見える2番手を経た次にあるのだと確信しています。

 

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