月組『カンパニー』感想

『カンパニー』の感想です。ようやくラストです。
たまきち(珠城りょう)・みやさん(美弥るりか)・ちゃぴ(愛希れいか)の感想は別の記事になっています(一番下にまとめています)。
ネタバレがありますのでご注意ください。

もう一人の主人公?瀬川由衣・海乃美月

ネタバレしないよう気を付けて、ざっとのストーリーしか知らずに見たところ、
「由衣のストーリーみたいだなぁ」
と思っていたら、帰って公演プログラムを読んでみたら、
原作では青柳と由衣が主軸になったストーリーと書いてありました。それでかと納得。

ヒロインである美波がボヤっとした印象になってしまい、
唯の方がドラマチックに話が展開していくのはそういう訳だったのですね。

マラソン選手のトレーナー、選手の妊娠によりクビ、世界的なバレエダンサーのトレーナーに任命されるが拒まれ、
必死で追いかけた結果、副産物?として高野悠の心もゲット、高野にスカウトされヨーロッパで仕事することに。

青柳と同じく全く違う世界に身をおく話ですが、由衣の方が断然ドラマチックです。
お衣装がほぼジャージ姿なのが残念だけど、ラストのドレスがいつにもまして可憐に見えます。

最終的にはハッピーが待っていますが、ハッピーが来るのを待っているだけではないガッツさが見ていて気持ちがいいほど。
どうぞ美味しいチョコレートケーキを悠と何回でも食べてきてください。
悠にチョコレートケーキを勧められるような人生を送るために、自分はもっとガッツが必要だと思いました。(そこ?)

 

バーバリアンのメンバーのヒゲ率!

現代劇なのに、若者なのに、ヒゲが似合うってどういうことでしょう?
特に貴澄隼人くん・・そのままEX〇LEに紛れていても分からないのではのレベルのちょい悪系イケメンじゃないですか!
出てきた瞬間から「おっ?!」となりました。

阿久津さん(宇月颯)のオラオラなチャラくて硬派なところもあるリーダーのヒゲもなんて似合うんだ!
アトスのときのヒゲ似合うなーという感じを遥かに超えています。
イケメンとかチャラ男なんて言葉じゃ表し足りなくて、本当に男の中の男!ついて行きます!的な。

この頃の宇月さんは男役という枠を超えているような気がします。
だから辞めてしまうのが本当に惜しいです。
芝居・歌・ダンス、3拍子がこの高レベルで揃った男役さんそうそういません。

ぽっぷあっぷでラストにお花渡すところ、ゆりちゃん(紫門ゆりや)たちが
「あげな~いっ、やめないで~」と言っていたのと同じ気持ちです。
宇月さんにもっともっと活躍して欲しいし、もっともっと男役を見ていたいです。
本当に残念でなりません。

 



 

あり王子と那由多くん

ありちゃん(暁千星)のショーでの王子もめっちゃんこかわゆいのですが、
カンパニーでも後輩キャラで、「年下のやんちゃなカレ」と少女マンガならアオリにつきそうです。
正直、那由多くん(月城かなと)より蒼太くん(あり)の王子の方が見たかったです。

一方で那由多くんは登場は颯爽とでてきたのに、だんだんとヘタレになり最後はトイレ籠城。
でもね、共感は一番ありそうな人物だと思います。

頑張っていて成果は出しているように見えるけど、本人は同じところで停滞している感・・
停滞している自分を打ち破る、ブレイクスルーするための突破口だとバレエを頑張るわけです。
共感でき部分もあるのですが、設定に疑問を感じすぎてあまり好きになれない人でした。

 

ストーリーは面白いけど、ツッコミ所が満載

アイドルのバレエ出演って・・(;´Д`)

悠じゃないけど、
「オレ、帰る」
と言いたい気分です。
(なんなら『STUDIO54』のみりおZ-BOYで「ぼく、帰る」でもいいです)

那由多にとってもバレエの公演に出演することが何のプラスになるんだか分からないですよね。
踊りのバリエーションがあるってくらいで、バレエの基礎があれば、たとえばこれからバーバリアンのオーディションを受けるならば「ダンスの基礎あります」なセールスポイントにはなると思いますけど。

既に人気も立ち位置もしっかりしているなら必要ですか、バレエ公演出演って、て思います。
というか彼はこの後バーバリアンに戻ってセンターでクルクル踊る気なんだろうか。。

那由多の設定について

那由多がらみでもう1つ言うなら、
最後にトイレにこもってしまうところです。
「逃げちゃダメだ」(エヴァか)と思いながらも、目の前の現実から逃げてしまう、そんなこともあるとは思います。
でも彼は、那由多くんは、舞台のうえに立つ仕事の人なのに、トイレはないと思うわ。。

あと一生懸命にやるべきことをやるだけで精一杯なはずの人間が、なぜリフトとか大技を相手役お願いしてまで練習しているんでしょう?エゴサにも余念がないようですが、そんな時間がよくあるな、と。
原作なので文句言っても仕方ないのですが、この設定だけは意味不明です。

マイマイの妊娠

設定で不明といえば、由衣がマイマイの妊娠で責任をせめられて辞めさせられそうになりますが、
会社がマイマイと契約しているのになぜ由衣だけが悪いって責められるのでしょう。
契約して投資して違約金とか発生するんじゃないのかな?

どう考えても無責任なのはマイマイです。
妊娠が悪いのではなく、母親になる手順として彼女の場合、契約を解消することが先決だったはず。
そういった手順をふんでいれば、母親になったあとだってランナーとして復帰する環境を得やすくなると思います。

由衣を動かすために、ランナー引退の理由として「それは仕方ない」となり得るからなのでしょうけど、
女性蔑視とまではいいませんが、ニュアンスが見え隠れしていて、なんだかなぁという感が否めません。

しかもその後のショーは女性が活躍しますから、余計にそう感じてしまうのかもしれません。

 

『カンパニー/BADDY』感想一覧

高野悠・美弥るりか

dreamy-zuka.com

青柳・珠城りょう

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ちゃぴ(愛希れいか)

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スイートハート様(美弥るりか)

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