今更ですが、正月ファーストランの琴ちゃん(礼真琴)ロングインタビューの話です。
宝塚音楽学校を目指すきっかけや音楽学校時代、下級生の頃の話は琴ちゃんのパーソナルブック「宝塚ファーストフォトブックvol.4礼真琴」のインタビューと被る部分も多いですが、琴ちゃんの口から語られる貴重なインタビューです。
内容はこれまでの舞台についてと今思うことなどをたっぷりと語ってくれています。

 

礼真琴ロングインタビュー

ナレーターさんの台詞に、
「下級生時代から順風満帆に歩んできたように見えて、色んな思いや葛藤もあったことだろう」
とあったのですが、まさにそう。
超エリート宝塚人生・礼真琴。歌が凄く上手でダンスも上手。
そうレッテルを貼っている人にこそ、ただ上手で優等生なだけではない礼真琴を見て欲しいと思う番組です。

話し方にも注目(若干顔芸w)

琴ちゃんの話す様子はただ淡々と話すというより表情豊かに感情豊かに話されます。
楽しかったことはすごくにこやかでウキウキした様子ですし、辛いことは眉間にシワ寄せてずーんと沈んだ雰囲気になります。序盤はセットの雰囲気に合わせてかおとなしめだったのですけど、段々身振り手振りも加わっていつもの琴ちゃん節になっていきます。
さらに登場する方々については若干モノマネで話しているのも注目です。

 

柚希礼音さんと「一緒に舞台に立ちたい!」と願った受験生~下級生時代

受験のキッカケ


なんとなく宝塚に憧れていたら、バレエの先生に「一度生の宝塚を観てきなさい」と観に行った星組公演『龍星』で柚希礼音さんに一目惚れして

「この人と一緒の舞台に立ちたい!」と思って、ダンスレッスンに身が入って受験に対してモチベーションが高まったそうです。
この話はよくよく出てきて、本当にこの出会いは貴重だったのが伝わってきます。

初観劇が青年館というのも珍しいパターンですよね。

 

 

初舞台の思い出

2009年宙組公演『薔薇に降る雨/Amour それは…』で初舞台。
初日の一番最初に言う役だったのですごく緊張していて震えていたそうです。宙組の上級生に「これで同期で舞台に立てるのは最後だからね」と言われ、みんなで泣いていたとか、よく聞くエピソードですね。
口上とラインダンスの他に10人くらいで影コーラスをする機会があり、初めて歌稽古に参加したときに華やかすぎてビックリしたそうです。

『太王四神記 Ver.II -新たなる王の旅立ち-』(2009年)

星組はすでにお稽古が始まっていた状態のところに、組配属になったばかりで入ってすぐに振り付けがあってとにかく必死だったそうです。
この組配属になったときの話はフォトブックのインタビューの方に面白いエピソードが載っています。

 

『激情-ホセとカルメン-/BOLERO -ある愛-』(2010年/全国ツアー)

初の全国ツアー。最下級生で運命の精という役をして、これまで習ってきたダンスと男役のダンスは違うということを始めて意識して、上級生に教わったそうです。

『ロミオとジュリエット』(2010年)の愛

初演だったので香盤の”愛”という役がどういう役かまったくわからなかった、愛?愛ちゃんっていう女の子かな?と疑問だらけだったとか。この辺りはパーソナルブックと同じことなんですが、琴ちゃんの口調で聞くと面白さが倍増します。

『オーシャンズ11』(2011年)

この公演で歌ウマさんと認識された方も多いのでは?なマイク役。
場面をつなぐ歌が全部マイク&3ジュエルスでとても曲が多く、新しい歌が増えるのが恐怖だったそうです。この公演で歌ウマさんとして認識された方も多いと思います。
新人公演ではライナス役(本役/真風涼帆)で、とにかく真風さんに一から全て教えて頂いたそうです。感謝です・・と重みを感じる声で、やや苦しそうな表情をしていて、本当に大変なチャレンジだった役なのだろうと思います。

 



女役転向するか迷った時期

『めぐり会いは再び 2nd~Star Bride~』(2012年)

夢咲ねねさんの弟役ルーチェくん。生意気そうな少年が素なのかって思ってしまうほど似合っていた、似合いすぎだった役ですね!ねねさんとちえさん(柚希礼音)が本当のお兄さん・お姉さんのように親切に教えてくれたと話す琴ちゃんの微笑ましいさったら・・カワイイ。

『Étoile de TAKARAZUKA』新人公演

スコルピオ、ロワ・ド・エトワール(本役:柚希礼音)柚希さん大劇場の舞台で一人で踊るという経験

『怪盗楚留香(そりゅうこう)外伝-花盗人』石繍雲

女役として芝居も歌うのも初めてで声の出し方から何から、上級生に色々教えてもらったそうです。

女役への転向への迷い

しかし、女役を演じたこともあって迷いが出た時期だったようです。

「本当に自分のやりたいことは何だろう」
「舞台が大好き。表現することが好き」
「女役も男役もどちらも楽しかった」

「女役をやって下さい」と言われてもそれは違うなと思って、でも「男役だけをして下さい」って言われてもそれもどうなんだろうって迷っていた時期があったのだとお話していました。
悩んで柚希さんはじめ周りの方に相談して、

「男役として宝塚の舞台に立ちたい!」と思ったのが原点だったと気付き、
「いや、ここで変わるべきじゃないぞ!」とふと降りてきたのだそうです。
そう気づいてからは男役をやっていることが楽しくなったと明るい表情でお話する琴ちゃん。
迷っていた時期よりも「男役をやっているときってこんなに楽しいんだ!」って思えるようになったそうです。

 

サーシャのコメント

琴ちゃんは決して大きいという訳ではないけれど、地声が低いというのは生まれ持った才です。
女性オペラ歌手でも「アルトはギフト」(高音は技術で歌えるようになることはあっても低音は技術ではならない、ギフト(才能)なのだ)という言葉があるそうです。
宝塚で男役は地声が高い人も低く発声していますが、歌はやはり元から低い人の伸びやかな歌声にはかなわないところが大きいと思います。

その点では琴ちゃんのギフトはまさに男役のもの。
それに加えてキレのあるダイナミックなダンス。この見せ場は女役ではなく男役ならではです。ダンスの上手な女役もいますけど、宝塚は男役中心ですから見せ場といっても限られてしまいます。

しかし、逆に考えると女役に転向するならこの時だったんだろうな、とも思えます。
結果的にしなくて良かったので、思い留まってくれて、男役でいけ!とアドバイスしてくれた皆様には陰ながら感謝の気持ちでいっぱいです。

長いので続きます☆

 

礼真琴スターロングインタビュー②新生星組へ | 夢見すぎ系女子の宝塚記録帳

礼真琴スターロングインタビュー③星組二番手として | 夢見すぎ系女子の宝塚記録帳

 

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