礼真琴スターロングインタビュー・3

『こうもり…こうもり博士の愉快な復讐劇…/THE ENTERTAINER!』

オペレッタに初挑戦。紅さんとの絡みのある役だが、男役同士。
風と共に去りぬの時コテンパンにされた演出の谷先生に少しずつ楽しめるようになった。
ショーは初舞台生を含めた100人越えのロケットやアイドル風の現代的な場面をやらせて頂いたり、沢山のことをさせて頂いた。体力的には大変な部分もあったけど楽しかったですね

『桜華に舞え-SAMURAI The FINAL-/ロマンス!!(Romance)』

北翔海莉・妃海風退団公演。音楽学校から一緒だったふうちゃん(妃海風)の退団公演で泣いたが、最後はふうちゃんらしく明るく笑顔で送り出してあげようと頑張りました。
初めての日本物のお芝居。歴史上の人物の中でオリジナルの役。これまでも熱く演じていたつもりだったが、この役は本当にこんなにも役に対して燃え上がるものがあるんだと。会津に行ってお礼参りに行ったり思った思い入れのある役です。

北翔海莉さんの魅力

柚希さんが卒業されてしまい「この方と一緒に舞台に立ちたい」とずっと追い続けてきた背中がなくなってしまうことへの不安や恐怖が大きかったです。
それ以上に、みちこさん(北翔海莉)がこれまで色んな組で経験されてきたことが星組で一気に溢れだしたときに
「あ、この人についていけばいいんだ」と柚希さんとはまた違うものが生まれて、歌も芝居も全て細かいところまで見て下さり、ご卒業されてからも観にきたときに伺うとたくさんのアドバイスを頂けて本当に凄い方だなぁと。男役として一人前のものを教えて頂きました。

 

 

新生星組、二番手として

『オーム・シャンティ・オーム-恋する輪廻-』(東京国際フォーラム)

紅ゆずる・綺咲愛里プレお披露目公演。
ムケーシュはこれでもかってほどの悪役。一幕と二幕で30年歳をとる、これまでも男らしく頑張って作っていかなくてはならないのが更に30年歳をとるので、一人としての役者としての考え方を学んだ。

 

『スカーレット・ピンパーネル』

ロミジュリのベンヴォーリオで貝になっていたとき柚希さんが「私のショーヴランよりマシやでっ!」と言っていたショーヴラン役をいざることになり、これまでのショーヴランをやられた方々の役作りが全く違っていたので、自分の思うショーヴランを作っていけばいいと開き直ってやることが出来た。ムケーシュより人間味のある人でムケーシュで悪役をやった経験が役に立った。
小池先生のアドバイスが一つ一つ消化できることが、自分にとって成長したなと思える。ベンヴォーリオのときは消化できなかったのは学年などもあったけど、本当に小池先生には感謝しています。

 

『阿弖流為-ATERUI-』(2017年/シアタードラマシティ・日本青年館)

日本青年館こけら落とし公演
原作「火怨 北の燿星アテルイ」を読んでいて涙が止まらなかった。
大野先生ともみほちゃん(有沙瞳)とも初めましてで始まりました。
自分が主演という立場で東京まで行かせてもらうのも初めてで思い入れのある作品です。
これまで大事な役とか作品とか沢山あるのだけど、それとは比べられないなにかが阿弖流為にはあって、この役を生きれるという幸せを感じたのも阿弖流為が初めてでした。

 

『ベルリン、わが愛/Bouquet de TAKARAZUKA』

久しぶりの金髪でいい人(笑)これまでは敵対する役だったり女役だったりしたけれど同じ立場の友人役が嬉しい。紅さんからひろきさん(七海ひろき)やせおっち(瀬央ゆりあ)までが同じチームで紅さんを盛り立てようとしている図はやっていて幸せを感じる。



これからの展望と思い

2018年、初ディナーショーにかける想い

公演とは違いゼロの状態から作っていく作業がこんなにも難しいものなのかと感じている。どこから手をつけていいのか分からないという状況から一つ一つクリアに、これをやりたい、どうせやるならやりたいものを、お客様に楽しんでもらえるものをと考えるのは楽しいです。なので楽しみにしていて下さい。

星組の男役として感じるものは

いま男役9年、もうすぐ10年目に突入する。いま自分に何があるのだろうか、これが私の男役ですと言えるものがあるのかと改めて考える。
女役をやったときに学ぶことがいっぱいあって、どっちも経験しているからこそ分かるものがあるので、それを活かしたい。
失敗や後悔をすればするほど次に生かせるな、っていうのは経験をしながら学んだこと。
星組の男役=熱い魂、一番に浮かんでくる、ずっと星組で、これからも10年目に突入しても自信を持って取り組んでいきたいと思っています。

 

星組二番手として今の心境

 パワーとエネルギーに溢れている紅さんの側にいると自然と「私はもっとやらなきゃ」と思える状況になるのは有り難いことです。
下級生の声を聞きながら、上級生、紅さんのことも聞きながら、組を見ていると本当に色々なことが学べます。
みんなで一つの舞台をつくる、という紅さんがみんなにいつも仰って下さるのですが、それをみんなが一人一人がやらなければ成立しないんだという自覚に繋がっています。
私自信も支えるという立場をもっともっとしっかりと一人前になれるように頑張りたい。

 

 

礼真琴にとって宝塚とは

当たり前のようで当たり前ではない特別な世界。いま自分がこの状況にいるのが当たり前なんだけど、当たり前じゃないんだと思える夢のような場所だと思います。

視聴者へメッセージ

沢山の奇跡が重なってこの場所にいれることに改めて感謝しています。
舞台に立つことが本当に好きで、これが自分のすべてだと思っておりますので、宝塚を愛して下さる皆様にそれ以上の愛をお届けできるように全身全霊精進して参りますのでこれからもどうぞよろしくお願いいたします。

 

サーシャのコメント

このスターロングインタビューは1時間ですが、これまでの礼真琴がぎっちり詰まって濃い1時間でした。
これまでも断片的に語られてきたこともありますが、それらが集まって、さらに今までは言葉にしてこなかっただろうという言葉も入って、今の礼真琴を感じることが出来るインタビューでした。
圧倒的な歌唱力とキレのあるダンスで下級生の頃から注目を集めてきた優等生琴ちゃんですが、あれだけ歌えて踊れても決して満足して怠惰になることなく、常に上を目指して歩み続けています
これはパーソナルブックに、すぐに出来るでしょと言われることがあったそうですが、やはり努力なしで出来るわけありません。
ずっと努力してもなかなか体得できない方もいるかもしれませんし、琴ちゃんは才能があるからだ、と決めつけるのはまた違います。才能があったとしても磨かずには光らないのです。
「なによりも舞台が好き」と語った琴ちゃん。好きだから頑張れる、それが彼女の原動力だろうと思いました。
これからも琴ちゃんらしく、そして男役10年目に突入しますので、大人の男役を舞台で観れる日を楽しみにしています。

礼真琴スターロングインタビュー①柚希さんに憧れ、女役との迷い。 | 夢見すぎ系女子の宝塚記録帳

礼真琴スターロングインタビュー②新生星組へ | 夢見すぎ系女子の宝塚記録帳

 

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